蒲鉾板製造

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特注サイズは0.1mmまで対応

弊社では、幅×長さ×厚さなどあらゆるご指定サイズでの製造が可能です。例えば、板かまぼこは製造量も多く、メーカ様から「機械に通らないものが紛れると困る」という条件もあるため、弊社では0.5mm内の誤差範囲を頂き、実際には0.2~0.3mm誤差内で製造対応しております。
例)53mm幅の発注 → 52.5 ~ 53.0mm幅で納品
精度としては0.1mm単位の指定も対応可能で、蒲鉾板ではありませんが、実際に厚さ4.2mm指定の製材納品例もございます。発注者様の製造ラインと品質を保持するためにも、指定サイズの精度をお約束いたします。

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国産材から輸入材まで対応

蒲鉾板の主流は「もみ」ですが、弊社では内地モミ(日本国産もみ)をはじめ、カナダ産もみ(バルサムファー)、ドイツやスイスのヨーロッパ産もみ(タンネ)、古くから使われている杉に至るまで様々な樹種を取り扱っております。国産およびカナダ産は原木のまま、ヨーロッパ産については現地にて製材、乾燥後、蒲鉾板用として検品を行い入荷します。発注者様ご希望の樹種にて対応可能で、実際に「ユーティリティな存在として重宝できる」と評して頂いております。また追加発注やお急ぎの場合など、異なる樹種でも独自の乾燥工程と生産力により同等品質をご提案できるのも、豊富な取扱い樹種がある強みです。

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数量・納期・品質のご提案も対応

蒲鉾板のサイズや樹種などご指定がない場合でも、寸法確認をはじめ、ご希望枚数、普段使っている樹種など、弊社よりヒヤリングをさせて頂き、品質や数量、納期、予算に応じたご提案をいたします。もちろん、各サイズや樹種など全てご指定のある場合のお見積も可能です。受注製造となりますので納期まで1ヶ月程、また最小ロットは1万枚/月を基準としておりますが製造工程により調整可能な場合もありますのでお問合せください。製造後は、製造ラインとは別に保管倉庫にて管理を行っておりますので、衛生面でもご安心いただけます。納品についても、ご指定枚数の小分包装やパレット上の積上げ方法なども事前確認により対応いたします。配送についてはご指定のお届け先へトラック便、また数量が多い場合はチャーター便での一括納品も可能です。

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木材知識が生み出す「品質」

国内外を問わず幅広い樹種を取扱う中で、それぞれの樹種の性質を知り尽くしているのが弊社の強みです。
特に蒲鉾板は食品加工に使用されるため、移りや匂い、高温下でのヤニや灰汁の噴出防止、耐久性確保のために、樹種によって製材部分や製造工程を変えてご希望の品質を提供しております。
かつては蒲鉾板として多く使用され、近年では不向きとされていた「杉」についても、現在、一度もクレームを頂くことなく製造出荷するほど品質には自信をもっております。ご予算と品質に応じたご提案をいたしますので、ぜひ一度お問合せください。

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蒲鉾板に特化した乾燥工程

弊社では「低温型除湿式」「高温型蒸気式」の2つの乾燥方法を樹種によって使分けております。低温型除湿式は10日~2週間ほどかけて乾燥するので、木の性質を崩さず「おとなしく」仕上がり、その後の加工のしやすさや寸法狂いを防げます。
一方、高温型蒸気式は、板が反れたり、割れたり、繊維破壊するなどして木が「暴れる」ため、通常の蒲鉾板製造では不向きと言われますが、弊社は独自の乾燥工程によりそれらの弊害を防いでおります。そのため、樹種特有のヤニや灰汁、匂いなどを内部から噴出させることが可能で、特に国産もみではこの乾燥方法により高品質を可能にしており、コストダウンのご提案としても発注者様に喜ばれております。

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福田製材の安定した「供給力」

福田製材は安定した供給力に特化しており、蒲鉾板では数百万枚以上/月の出荷が可能です。木材の良し悪しやご希望の品質にもよりますが、年間を通して木材確保のコントロールをしており、また繁忙期の追加発注にも十分対応できる生産力です。
さらに多様な製品規格も取り扱い、束単位、パレット単位、大型トラックチャーター便単位、結束の入数の指定やバンド止めのみ、包装など、ご希望に対応して納品いたします。
(箱詰めでの出荷をご希望の際にはご相談ください)

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